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[名古屋ウィメンズマラソン]日本人3位は初マラソンの新星・佐藤早也伽 宮城出身、3.11の節目を前に「元気を与える走りをしたかった」

2020年3月8日 18時37分

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5位でゴールする佐藤早也伽

5位でゴールする佐藤早也伽

 新星出現だ。初マラソンだった佐藤早也伽(25)=積水化学=が2時間23分27秒で5位(日本人3位)に入り、新人賞を獲得。「最後はきつかったけど、楽しかったという気持ちが強い」と目尻を下げた。
 目標だった2時間25分を大きく上回るペースを刻む先頭集団に、30キロすぎまで食らい付いた。初マラソンのため東京五輪の選考対象ではなかったが「五輪を狙って走っている人たちと一緒にレースできる経験はない」と攻めの姿勢を失わなかったことが功を奏した。
 トラックや駅伝で活躍する一方、宮城・常盤木学園高時代からマラソンに憧れを抱いていた。「いつまで競技を続けるか決めていない。いつ辞めるかも分からない。チャンスがあったらすぐに始めようと思った」。昨年2月の全日本実業団ハーフで優勝するなど実績を残し、野口英盛監督のGOサインをもらった。
 故郷への思いも快走を支えた。16歳で東日本大震災を経験。直後は宮城県大崎市の実家の電気や水道が止まり、1カ月近く1人で練習を続けた。3月11日の節目を前に「いつも地元の方たちが応援してくれるので、元気を与える走りをしたかった」と誓っていた。
 今後もマラソン&トラックを両立する方針だ。五輪ついては「意識してないです…」と苦笑いを浮かべるが、「もうちょっと大きな目標を持って頑張りたい」と欲も出てきた。次世代のヒロイン候補が、大きな自信をつかんだ。

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