本文へ移動

【柔道】五輪金の新井千鶴が引退「五輪後に第二の人生を考え…」今後は所属先の三井住友海上で後進指導

2021年9月10日 17時26分

このエントリーをはてなブックマークに追加
晴れ晴れとした表情で引退を発表する新井

晴れ晴れとした表情で引退を発表する新井

 東京五輪柔道女子70キロ級金メダリストの新井千鶴(27)=三井住友海上=が10日、オンライン会見で現役引退を発表した。新井は「五輪後に第二の人生を考え、歩んでいきたいなという思いが強くなった」と話した。今後は所属先で後進の指導にあたる。
 山あり谷ありの柔道人生を全うした新井は、すがすがしかった。「何一つ楽なことはない。険しい道のりだった。東京五輪は一つ一つの試合が思い出深い。無駄な経験は何一つなかったんだと実感した」。2016年リオデジャネイロ五輪出場を逃した悔しさを糧に、東京五輪で金メダル。ゴールにふさわしい達成感があった。
 唯一、涙で言葉に詰まったのはサポート役だった上野順恵コーチについて問われたとき。「生意気な一面も受け止めてくれて、ともに目標達成のために歩んでくれた」。周囲への感謝の言葉も繰り返した。
 得意の内股を中心に真っ向勝負を貫いた。女子代表の増地克之監督が「頑固」と表現するほど、確固たる世界観を持った柔道家だった。「指導者は人の人生を左右する。選手の立場に立って問題を共有し、一緒に乗り越えていける指導者を目指す」。その情熱は、次世代のメダリスト育成へ注がれる。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ