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【中日】土田プロ初安打「僕、寄付がしたいんです」活躍への原動力に 夢は「2000本安打を達成したいです」

2021年9月10日 06時00分

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中日土田が左前打を放つ=マツダスタジアムで

中日土田が左前打を放つ=マツダスタジアムで

◇9日 広島12―5中日(マツダ)
 第一歩を踏み出した。9回先頭でドラフト3位ルーキーの土田が打席へ。「緊張はしませんでした」と18歳らしからぬ落ち着きっぷりで、カウント2ー2からスライダーにバットを合わせた。「入ってくれ!」。ふらふらっと上がった打球は左翼線の内側に落ちた。プロ2打席目での初安打に、ベース上で笑みを浮かべた。
 「調子がいいときのイメージで打席に入れました。ヒットを打ちたいという気持ちを持ちつつ、気持ちで食らいついていこうと思っていました」
 期待の新星は、小学生の時から球界のレジェンド・福留に憧れてきた。春季沖縄キャンプでは、「勇気を振り絞りました」と緊張しながらも、アドバイスをもらいにいった。そのときに教わった「腰を平行に回すように」との助言は今でも胸に刻まれている。「(試合後に)『ナイスバッティング!』と声を掛けてもらいました」と喜んだ。
 「レゲエを大きな音で聞くのが好き」で、髪色は派手。ただ、やんちゃそうな見た目とは裏腹に優しい思いを秘めている。知り合いが赤ちゃんを連れてくれば、喜んで抱いてあやす。後輩には熱心に打撃指導する。そんな土田には高校時代から抱くプロとしての一つの目標がある。「僕、寄付がしたいんです」。将来的には障害者団体への寄付や、球場への招待に取り組みたいという。いろんな人へ思いやれる優しい心の持ち主だ。
 与田監督は「前回もいい当たりだったし、若い選手がどんどん出てきてほしい」と期待を込める。土田は「2000本安打を達成したいです」と初々しい表情で語った。初ヒットのボールは両親に贈る予定。

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