<ブチさんの楽笑釣行>松輪江奈港「成銀丸」からワラサ狙う
2021年9月9日 05時00分
7月20日すぎから始まった今期の剣崎沖のワラサ釣り。早く始まった年はロングランで楽しめることが多い(?)という持論を持つ私。9月に入り、そろそろ「落ち鯛」も顔を見せ始めるのでは(?)との期待も持ちながら、お膝元の松輪江奈港「成銀丸」に伺った。 (ダイワ・フィールドテスター 田渕雅生)
◆フィーバー期待 11月末までお勧め
<概況> 例年より早くスタートした剣崎沖のワラサ釣り。スタート直後から、いい日はトップ二桁釣果が続いた。8月は台風や長雨の影響で日並みによって釣果にムラが出たが、おおむね好調に推移している。9月に入り、水温の低下とともにマダイも交じり始めるのでますます面白さが増すこと必至。今後、第3弾、第4弾の「ワラサフィーバー」も期待でき、11月いっぱいまでは、お勧めのターゲットだ。
◆ストロークを大きくシャクリ上げるコマセワーク
<釣り方> 朝一は水深37メートルからスタート。船長からの指示ダナは「上から28メートル」とのこと。水面からビシの位置を表す。私はハリス8号×6メートルをセット。ハリス長の半分程度ビシを指示ダナの下まで下ろし(31メートルまで)3回に分けてコマセをまきながら28メートルにビシの位置を合わせる。
コマセワークはオキアミの場合、ストロークを大きくシャクリ上げるのがコツ。スタートから1時間は待ち時間1分半から2分でコマセを入れ替える。この時コマセの出具合と餌取りの有無をチェックする。ビシに3分の1以上コマセが残っているようではダメ。餌取りが多い時はイカ短やリアルオキアミ等をオキアミと抱き合わせて付けるといい。
ドラグ設定はマダイ釣りの時より、きつめにする。ヒット後、余計に走らせ過ぎるとオマツリの原因になる。8号以上のハリスなら少々強気のやりとりでも大丈夫だ。食いが落ち着いたら待ち時間は3分程度が目安。ワラサの食いが一段落したころにマダイが食ってくることがあるので油断は禁物だ。
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