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【中日】代打決勝2ランの福田「本塁打はチームの力になると、改めて思いました」最下位転落危機救った

2021年9月9日 06時00分

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7回表1死一塁、代打福田が2ランを放つ

7回表1死一塁、代打福田が2ランを放つ

◇8日 広島1―4中日(マツダスタジアム)
 中日がマツダスタジアムで久々の勝利を挙げた。8日の広島戦、7回1死一塁で、代打で登場した福田永将内野手(33)が決勝の5号2ランを放った。9回には木下拓哉捕手(29)の8号ソロも出て、4―1で勝利を収めて、一日で4位に浮上。マツダでの引き分けを挟んでの連敗を5で止めた。結果次第では最下位になるところをしのいだが、危機的状況には変わらず、9日も勝利を目指すしかない。
   ◇    ◇
 福田が存在証明の放物線を描いた。同点の7回1死一塁で代打出場。広島先発・玉村の高めチェンジアップをフルスイングして、左中間スタンドへ決勝の5号2ラン。「うまくボールに乗せられました。入ると思いましたし、うまく打てました」。足早にダイヤモンドを1周した。
 チームを覆う負のオーラも、頭にちらついたマイナスイメージも振り払った。打席へ向かいながら思い浮かんだ併殺イメージを消して「変にゲッツーを打つよりも、ホームランか三振でいいと思って打席に入りました。入ってくるボールは少ないかな、と思って。狙い球を考えながらやりました」。割り切った。
 代打起用の準備は想像以上に神経をすり減らすという。「気持ちを盛り上げて待って、なかったらリセット。その繰り返しです」。伝えられるシチュエーションが都合よく来ることばかりではない。今季5発のうち3本は代打。悩んで、苦しんで6月20日のヤクルト戦(神宮)以来、2カ月半ぶりの本塁打を生んだ。
 久々の手応えに「ホームランはチームの力になると、改めて思いました」。小学1年で野球を始めてから、飛距離を武器に競争社会を生き抜いてきた。背番号55にとっての本塁打は「やっぱり、いっぱい点が入ることですね」。屈託ない笑顔で話せるのは、柵越えの魅力にとりつかれているから。
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