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アカウミガメ続々ふ化 豊橋の表浜海岸

2021年9月9日 05時00分 (9月9日 05時00分更新)
ふ化し、海を目指すアカウミガメ=豊橋市小島町の表浜海岸で

ふ化し、海を目指すアカウミガメ=豊橋市小島町の表浜海岸で

 秋の気配が漂い始める中、豊橋市の表浜海岸で、アカウミガメのふ化がラストスパートを迎えている。七日夜に子ガメ三十匹ほどが砂からはい出し、海を目指す姿が確認できた。
 ふ化したのは、七月十九日に産卵が確認された百四十四個の産卵巣。市アカウミガメ実態調査員が砂浜の一角を金網で囲ったふ化場に埋め直した後、卵は五十一日かけて成熟した。
 五日夜から六日未明にかけ、ふ化したとみられ、巣の上の砂は直径十五センチ、深さ十センチにわたって陥没。七日夜になって、甲羅の大きさが五センチほどに成長した子ガメが土の中から現れた。
 子ガメたちは、ひれを懸命にばたつかせながら海へ。波打ち際までの百メートルを三十分ほどでたどり着き、最後は波に運ばれていった。
 豊橋市内の表浜海岸一三・五キロは、市調査員十一人が見回り、産卵状況を記録している。今年の母ガメの上陸数と産卵数は、八月末時点でそれぞれ十六回と八回で、一九九二〜二〇二〇年の平均(九十五回、五十五回)を大きく下回る。
 調査員の兵田千秋さん(74)は「長雨が続き、九月になると、Tシャツでは肌寒くなってきた。(ふ化できなくなるほど)砂の温度が低くならないで...

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