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沢野JOCアスリート委員長「情報共有で各選手の不安の払しょくに…」テレビ電話取材で語る

2020年4月1日 22時01分

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テレビ電話方式で取材に応じたJOCの沢野大地アスリート委員長

テレビ電話方式で取材に応じたJOCの沢野大地アスリート委員長

 日本オリンピック委員会(JOC)アスリート委員会で委員長を務める陸上男子棒高跳び日本記録保持者の沢野大地(39)=富士通=が1日、テレビ電話形式の取材に応じた。五輪の1年延期を受けて目標が決まった半面、選考会がいつ開催されるかなど選手には不安や戸惑いもある。沢野はアスリート委員長として各競技団体や選手と情報を共有し、同じアスリート仲間の不安を払拭(ふっしょく)していく意向を示した。
 沢野は3月31日に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)と各国・地域の五輪委アスリート委員会による電話会議に参加し、意見交換を行った。五輪出場権の扱いや、来年に行われる国際大会との調整の進み具合などの質問が続き、IOCのバッハ会長は選手と緊密にコミュニケーションを取っていくと約束したという。東京五輪が1年後の7月23日に延期されることが早期に決まったことを受け、沢野は「ゴールが見えて、少なからず選手の不安が減った。アスリートも国際社会の一員。支持したい」と前向きに受け止めた。
 ただし五輪の新日程が決まったとはいえ、新型コロナウイルスの終息はいまだ読めない状況にある。延期になった代表選考会がいつ行われるのか、はたまた大会はいつまで中止になるのか、不透明な部分もある。沢野は「情報共有によって各選手の不安の払拭(ふっしょく)につながるようなことがあれば、積極的に行動していきたい」と話し、今後は国内各競技団体のアスリート委を通じて不安の声や要望を集約していく。
 現役選手として、自身もつらい状況にあることも明かした。「選考会が行われると言われてしまえば、そこに向けて選手は頑張るしかない」。同じ立場の選手を「与えられた環境でやるしかない状況で(延期や中止を要望する)声を上げていいのか、悩みながらトレーニングを続けてきた選手が多いと思う」とおもんぱかった。

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