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英紙が「専門家たちも来年までのウイルス終息に悲観的」と五輪開催を疑問視 安倍首相の「『完全な形』で終息のみ実施」発言に

2020年4月30日 12時48分

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コロナ騒動が延期の東京五輪に大きな影を落としている

コロナ騒動が延期の東京五輪に大きな影を落としている

 安倍首相は29日、2021年7月に延期された東京五輪について「(新型コロナウイルスが)終息していない中では、完全な形で実施することはできない」と語ったことを受け、欧米メディアもこれを報じた。
 英紙デイリー・メール(電子版)は「日本の首相、コロナ終息しなければ2021年の五輪開催は“不可能”と認める」の見出しで安倍首相のコメントを紹介。さらに「日本は非常事態宣言下にあり、専門家たちは来年までのウイルス終息に悲観的だ。そういう中で、安倍首相も自身の懸念を表明した」と報じた。
 また、安倍首相はワクチン開発について「米国などで早ければ今年秋ぐらいに、人に対する接種が可能となるのではないかとの話も聞いている」と楽観視したが、英紙ザ・ガーディアン(同)は、これに対し「米ホワイトハウスのコロナ対策本部を束ねるアンソニー・ファウチ医師は『ワクチン開発は最低でも1年から1年半はかかる』と言っている」と反論した。
 日本医師会の横倉会長は28日、会見で「有効なワクチンが開発されないと(東京五輪)開催は難しいのではないか」と発言。AP電によれば、エジンバラ大のスリダー医師も「五輪開催はワクチン開発にかかっているのではないか。これは、2022年の北京冬季五輪も同様だと思う」と賛同した。

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