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子どもたちの遊び場に 菊川の居酒屋が駄菓子屋開店

2021年9月7日 05時00分 (9月7日 05時01分更新)
ボールすくいを楽しむ子どもたちを見守る赤堀あすかさん(後列柱の前)=菊川市下平川で

ボールすくいを楽しむ子どもたちを見守る赤堀あすかさん(後列柱の前)=菊川市下平川で

 色とりどりのお菓子に、くじ引きやボールすくい。子ども心をくすぐる駄菓子屋が、菊川市下平川に曜日と時間限定で開店している。新型コロナウイルスのまん延で遊び場所が限られる子どもたちのためにと、同市赤土の赤堀あすかさん(47)が自分の居酒屋「向日葵(ひまわり)」の店内に駄菓子をそろえた。週末には親子連れが訪れ、のんびり過ごしていく。 (河野貴子)
 十六年ほど前から経営する居酒屋もコロナ禍で大打撃を受けた。客を知人のみに絞って細々と営業し、売り上げは前年の半分近くに激減。「どうしよう、何かしないと」と気持ちは焦った。ただ、「苦しいのは皆同じ。もうけばかりではなく、皆が楽しめる場をつくろう」と考えた。もともと、店に駄菓子を置き、親子で楽しむ大衆酒場にしたかった。
 仕入れ方や価格設定を一から教わった。ポン菓子一袋、紋次郎いか一本、マシュマロ一袋がどれも三十五円。ドーナツは一袋五十円。子どものお財布に優しい値段だ。感染対策で、おもちゃやゲームは屋外に並べる。
 三月の中ごろに始めると、口コミや会員制交流サイト(SNS)で評判が広がった。大人が駄菓子を箱買いしていくこともある。「がっつりもうかりはしな...

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