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[柔道]五輪代表は維持 「再選考は難しい」と理事会

2020年5月16日 02時00分

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柔道日本男子の井上康生監督

柔道日本男子の井上康生監督

 全日本柔道連盟(全柔連)は15日、オンライン形式で常務理事会を開催し、東京五輪の延期決定前に選出していた男女13階級の代表を、2021年の五輪でも維持する方針を全会一致で確認した。書面による理事会決議を経て正式に決まる。4月に全柔連の事務局で新型コロナウイルスの集団感染が発生。予定より1カ月遅れとなったが、内定選手の処遇がようやく定まった。
 関係者によると、3月末の五輪の延期決定直後には、一部の強化委員が「1年後に最強のメンバーを選び直しては」と再選考を求めた。その後、感染状況は次第に悪化。国内外で試合の見通しが立たず、中里壮也専務理事が「選考し直そうとしてもし直す手段がない」と話し、金野潤強化委員長も「フェアに選手を比較できない」とするなど再選考のトーンはしぼんでいった。選出ずみの13人は、全員が世界選手権の表彰台を経験している。金野強化委員長は「現場の監督、コーチが現在の内定選手で戦う自信を持っている。そこが一番の決め手だった」と現陣容への信頼を口にした。他の競技団体は軒並み「維持」を選び、「それもある程度の影響を与えたとは思う」とした。
 9月末で2期8年の任期が満了する男子の井上康生監督の任期を1年延ばすことも確認した。金野強化委員長は「時間がかかり内定選手には申し訳なかったが、十分な議論ができた。五輪へ段階的に一歩ずつ進んでいきたい」と気を引き締めた。 (木村尚公)

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