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勝って課題が見えたジャパン 釜石の皆さんと喜ぼう 朽木英次「倒論」

2019年7月27日 23時31分

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日本―フィジー 前半、トライを決める姫野(小嶋明彦撮影)

日本―フィジー 前半、トライを決める姫野(小嶋明彦撮影)

◇パシフィック・ネーションズ杯 日本34―21フィジー

 各チームともW杯開幕戦で100%のスタートダッシュを決めようとするため、ウオーミングアップゲームと言われるこの時期の試合は重要だ。開幕2カ月前となると、手の内は見せられない。どちらかというと、緻密な戦略戦というより、大まかな戦略をベースに個々の判断に重きを置いた戦いとなるのが定石だ。
 試合は日本がボールを保持する時間が長く、安定したゲームを展開した。フィジーが人数をかけてこない密集戦で優位に立ち、持ち味であるスピーディーな攻撃ができた。一方で、フィジーにわずかな好機からトライを許したことや、モール防御、キック後に陣形が乱れた時の防御が課題として見えた。
 ただし、ウオーミングアップゲームとしては上出来だ。勝った試合で課題が見えたことも大きい。蒸し暑い天候に慣れている日本は本番でもやってくれるのではないかと期待が大きく膨らんだ。
 被災したラグビーの街、釜石が、またラグビーで熱くなることができたこと。釜石の皆さんと喜びたい。選手は素晴らしいプレゼントをしたと思う。
(元日本代表)

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