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実力が安定してきた証しだ 朽木英次「倒論」

2019年8月4日 02時00分

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日本―トンガ 前半、パスを出す田村

日本―トンガ 前半、パスを出す田村

 先週のフィジー戦は、W杯に向けて順調な仕上がり具合を見せた。ただし、いい試合を継続的にできるとは限らない。力が伯仲した者同士の試合となると、特にそう簡単にはいかない。
 この日の相手は、世界ランキング格下のトンガ。ランニング志向のフィジーより、フィジカルな強みを前面に出してくる。スクラムとラインアウトのセットピースで互角に戦い、防御は速めに仕掛け、相手がスピードに乗る前に低く突き刺さるタックルができれば比較的戦いやすい。
 前半早々にシンビン(重大な反則による10分間退場)で1人欠きながらも、フィジカル面で全く引けを取らなかった。前半からSO田村がゲームをコントロールし、後半も危なげなかった。難敵に2試合続けての快勝は、実力が安定してきた証拠だ。W杯1次リーグで対戦する仮想サモア相手に圧勝し、大きな自信を付けたことだろう。
 日本特有の蒸し暑さの中で、運動量は完全に上回った。本番では、地元の大声援を受けられるのと同じぐらいのアドバンテージになる。 (元日本代表)

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