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投手が足腰を鍛えるのに走る以外のことは?

2021年9月4日 05時00分

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 【質問】中学硬式のピッチャーです。足腰を鍛えるのには、走るのが一番だと思いますが、他にはどんなことをすればいいですか。 (千葉県柏市 Y・A君=中2)
 【答え】プロ野球のピッチャーは「走るのが仕事」と聞いたことはありませんか。私がプロに入ったとき、春のキャンプで一日中走っている投手たちを見て「ああ、野手でよかった」と思ったほどです。
 中学生の場合はチーム練習で走るだけでは、下半身の強化は難しいでしょう。家や練習時間外にも強化が必要です。スクワット、縄跳び、階段上り、坂道ダッシュなど工夫をすればいろいろなことができます。ピッチングには体全体のバランスが必要です。下半身の強化とともに手首、腕、肩、腹背筋などの上半身を強化することも忘れないでください。
 中学生の投手が3イニング目ぐらいにガクンとスピードが落ちたり、コントロールが乱れるのを見ますが、ほとんどが下半身の弱さが原因と言っていいでしょう。下半身が強化されると(1)軸足にしっかりと重心を乗せて足を高く上げることができ、「タメ」がつくれて前方への早い突っ込みを防げる(2)球速が上がる。速球は上、下半身の共同作業なので手首、腕、肩と強い足腰の筋力が「速い腕の振り」を生み出す。(3)投球フォームが安定し、リリースが一定してコントロールが良くなる−などの効果があります。(慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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