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金糸瓜を給食に 能登野菜知って 七尾と中能登の小中18校に協議会提供 

2021年9月3日 05時00分 (9月3日 10時46分更新)
黒崎直人教育長(右から2人目)に金糸瓜を手渡す福田浩会長(左から2人目)=七尾市役所で

黒崎直人教育長(右から2人目)に金糸瓜を手渡す福田浩会長(左から2人目)=七尾市役所で

 「子どもらにおいしい思いを」


 長く受け継がれ能登で育つ「能登野菜」の普及に努める「能登野菜育成七尾鹿島協議会」は、七尾市と中能登町の小中学校の給食用として、「金糸瓜(きんしうり)」を約三百キロ提供した。二日は協議会の福田浩会長が同市役所を訪れ、黒崎直人教育長に贈呈。三日から順次、計十八校で金糸瓜のメニューが登場する。 (大野沙羅)
 金糸瓜の知名度向上と消費拡大につなげ、能登野菜全体の振興を図ろうと協議会が企画した。昨年は両市町の保育園に提供し、小中学校への提供は初めて。
 伝統野菜の金糸瓜はゆでると金の糸状にほぐれ、シャキシャキとした食感が特徴だ。協議会では二十五軒の農家が生産し、今年は約十トンを出荷。出荷量は年々増え、地元だけでなく関西方面などで人気が高いという。
 市役所で福田会長は「未来ある七尾鹿島の子どもたちに新鮮でおいしい思いを学校給食として提供したい。子どもたちに食べていただけるとあって生産者も大変喜んでいる」と話し、黄色に輝く金糸瓜を手渡した。黒崎教育長は「これまで給食で地場食材を使用していながら、地元でとれたものを食べているという意識は実は薄かったのではないかと思う。今回の取り組みは大変大きな意義がある。地域農業を支える意味でも、しっかりPRしていきたい」と話した。
 九月中に順次、同市で約三千五百食、同町で約千五百食の金糸瓜メニューを給食で提供する。七尾では、昨年の中学生学校給食献立コンクールで努力賞に輝いた七尾東部中の生徒のレシピを栄養士がアレンジし、金糸瓜やオクラ、ニンジンが入った「レインボーのとサラダ」を提供予定。合わせて能登野菜をPRするクリアファイルやチラシも配布する。

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