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有機栽培沢野ごぼう 生育良好 七尾で試し掘り

2021年9月2日 05時00分 (9月2日 10時46分更新)
試し掘りで大きく育ったゴボウを見せる堂脇俊一さん(中)=七尾市殿町で

試し掘りで大きく育ったゴボウを見せる堂脇俊一さん(中)=七尾市殿町で

 中能登町の農家有志らが化学肥料や農薬、遺伝子組み換え技術を使わない有機栽培農業技術について学ぶ「なかのと有機栽培研究会」は1日、七尾市殿町の畑で有機栽培技術「BLOF(ブロフ)理論」で栽培する野菜「沢野ごぼう」の試し掘りをした。ゴボウの順調な生育状況を確認し、10月の収穫を心待ちにした。
 ゴボウは昨年から、会のメンバー堂脇俊一さん(80)の畑で栽培。日本有機農業普及協会公認BLOFインストラクターの元木雅人さん(51)に指導を受けながら、ゴボウ畑約700平方メートルのうち、約300平方メートルをBLOF理論に基づいた農法で育てている。
 この日は18人が参加。今年4回目のセミナーを同町羽坂・今羽坂さくら会館で開き、納豆菌や微生物の培養について学んだ後、殿町の畑に移動した。
 会員らが見守る中、堂脇さんが畑の一角を掘ると、大きい物で約80〜90センチに伸びたゴボウを収穫できた。長屋弘智代表によると、土には石灰や酵母菌などを混ぜており、栄養価がどれくらい残っているか、酸性かアルカリ性かが分かるpH(ペーハー)などを計測器で確認。簡易的にカルシウムなどの量も測定すると適正値だったため生育は良好で、本収穫までにまだ成長する見込みがあることが分かった。
 最終的には直径が500円玉ほどの太さまで成長するという。元木さんは「素晴らしい。収穫までにどのくらい収量が伸びるか来月が楽しみ」と話した。(大野沙羅)

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