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【石川】パトリア1階 4店撤退 ドンキと同時開店から1カ月

2021年9月2日 05時00分 (9月2日 09時48分更新)
近く撤退する1階のテナント店舗。現在は閉店セールが行われている=1日、石川県七尾市のパトリアで

近く撤退する1階のテナント店舗。現在は閉店セールが行われている=1日、石川県七尾市のパトリアで

 石川県七尾市のJR七尾駅前の複合施設パトリア一階の四テナント店が、近く撤退することが関係者への取材で分かった。核テナントのディスカウントストア「ドン・キホーテ七尾店」が七月三十日に開業し一カ月余り。同じフロアの中心部が空くことになった。
 撤退するのは韓国料理を扱う「輝韓(キハン)」と和菓子など販売の「輝和(きわ)」、服飾店「FLICKER(フリッカー)」、コスメの「Lampsi(ランプシー)」。いずれも同市矢田新町の輝京(ききょう)が経営し、ドンキ開業に合わせてオープンした。エスカレーターをはさみ、ドンキの向かいに四店が固まって入居。現在は閉店セールと銘打ちキムチや菓子、化粧品などを通常より安価で販売している。数日中に閉店するという。
 輝京の関係者は「新型コロナウイルスの影響で期待していた客足を確保できなかったのも撤退の要因」と語った。
 今回の撤退で一階真ん中の約十五坪(約五十平方メートル)が空白となる。指定管理者の創生ななおの役員は取材に「テナントの退店は非常に残念。今後もよりよいパトリアを目指して、テナント誘致を進めたい」と話した。
 パトリアを巡っては、市などが出資した第三セクター「七尾都市開発」が二〇一九年春に十八億円超の負債が発覚し、破産申請。市が施設を取得し、七月にドンキが開業。動向に注目が集まっていた。市によると、一階は四店が撤退すると、居酒屋、総菜店など十一店になる。三階は学習塾など七店が入る一方、二階はテナントを確保できていない。(稲垣達成、写真も)

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