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引き強烈、お味絶品のアマダイ開幕! 久比里「巳之助丸」から出船

2021年9月2日 05時00分

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 コマセを使わず仕掛けはシンプルそのもの、そして、おとぼけ顔ながら引きは強烈で食べてもウマいと人気のアマダイ。秋から冬の魚のイメージだが、どっこい夏場も元気いっぱいだ。8月に入って横須賀市久比里の「巳之助丸」が乗合出船を開始したと聞きつけ、早速現地へ。釣果は40センチオーバーの大型も出てトップ6匹と秋冬に負けず劣らず。軽装で楽しめるのも夏アマダイならではでGoodでしたよ〜 (中日釣ペン 粕川晃)

◆連日40センチ級50センチ超も 竿頭の二桁連発!!

<釣り場&概況> 現在、巳之助丸が狙っているのは剣崎沖と千葉県側の岩井沖。航程は共に30分程で水深は剣崎沖で90メートル前後、岩井沖はやや浅く65〜75メートル程だ。
 「夏場だからといって釣り方も釣果もそうは変わらないよ。夏場は潮が速いことが多いから、狙う水深が冬場に比べ、やや浅いくらいかな」とはアマダイ船担当の臼井美喜男船長。
 剣崎、岩井沖共に東京湾口に位置し潮が速いことが多いポイント。特に剣崎沖は大潮周りは釣りにならないことがあるという。ただ両ポイントで釣果にそんなに差はないというからご安心を。開幕間もないこの時季ながら既に50センチオーバーも飛び出し、40センチ級は連日、数の方もトップ二桁釣果の日も多いからノー文句の釣況と言っていいだろう。

◆初心者の速潮対策 ハリス短め1・5メートル

<釣り具&仕掛け> 竿はオモリ80号に対応する7対3調子の物が好適。なかでもライトタックルのゲームロッドと称されるものが軽くて一日誘い続けていても疲れにくいし、魚を掛けてからの引き味も存分に楽しめてオススメだ。
 仕掛けはハリス3号全長2メートルが標準。一般に潮の速い時には長ハリスが有効とされるが、慣れないとタナボケの原因にもなる。ビギナーなら(ベテランでもタナに迷うような時には)1.5メートル程の短めの仕掛けがオススメ。底から50センチタナを切っていればそう大外れすることはないはずだ。なお、船長が言うように夏場は潮の速い日が多いから、仕掛けを安定させるガン玉オモリ(B〜2Bサイズ)はあった方がいい。「なかったら船にあるから声を掛けて」と船長だ。

◆底ベッタリはダメ 底から30センチ上フワフワ

<釣り方> アマダイは砂泥地に巣穴を掘って生息している魚。したがってタナは底中心となるが、底べったりではアピールが不足し、トラギスなどが先に食って来てしまう。底から30センチくらいの位置にオキアミが漂い、時々フワッフワッと動くように誘うのがベストだ。具体的にはオモリ着底後、しっかりと底ダチを取り直し、1メートルタナを切って(仕掛け2メートルの場合)時々竿を振って誘うのが基本だ。

◆朝イチは剣崎沖 二枚潮 高めタナにキダイ

<当日の模様> 朝一は剣崎沖の90メートルラインを狙った。上っ潮が速く道糸は斜めに出て行くが、途中から手前に戻って来る二枚潮。また底潮も流れているようで、油断していると仕掛けが吹き上げられ3〜4メートル上を釣っているようなこともある。高めのタナではキダイが活発。良型は塩焼き、小型の物も酢締めでおいしいからウエルカムではあるが、あまりの連発には「アマダイが食う暇がない」と閉口する。
 船長からは「オモリトントンから70〜80センチ上げて、小さめに静かに誘って」と指示が出る。大きく誘うと仕掛けが浮き、キダイが食ってしまうのだ。このアドバイスが功を奏し、中型サイズのアマダイが何匹か上がったが、収まらぬ速潮に岩井沖への転進が告げられた。

◆移動した岩井沖の浅場でポツポツと安定

 岩井沖では65〜75メートルとやや浅場を狙う。ここは潮の流れも程よく釣りやすい。そしてポツポツと安定してアマダイが釣れだした。
 特に好調なのが右舷ミヨシの近田さんと胴の間の鈴木さん。近田さんは「オモリトントンの後1メートルくらい巻いて待っていました。あまり誘わなかった方が良かったように思います」と話し、当日最大の43センチの大型をゲット。
 鈴木さんは「着底後ちょい誘いを入れて、40センチ巻いてただ待つだけ。このパターンがハマったみたいで後半連発でしたよ」と6匹を釣り竿頭に。

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