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県文化財、新たに9件 “紙本墨画淡彩 鷲鷹図”など

2021年9月2日 05時00分 (9月2日 05時00分更新)
円立寺所有の鷲鷹図右隻=県立美術館提供

円立寺所有の鷲鷹図右隻=県立美術館提供

  • 円立寺所有の鷲鷹図右隻=県立美術館提供
  • 円立寺所有の鷲鷹図左隻=県立美術館提供
  • 徳川家光が乗っていたと伝わる乗り物=県立若狭歴史博物館提供
 県教委は一日、絵画など新たに九件を県指定文化財にすることを決めた。内訳は、絵画と工芸品が各三件、彫刻二件、歴史資料一件。これにより、県指定文化財は四百十七件になる。 (波多野智月)

■絵画

 紙本墨(しほんぼく)画淡彩 鷲鷹(わしたか)図=大野市・円立(えんりゅう)寺所有 計四匹の猛きん類が描かれた荒々しい作風。江戸前期の画家曽我直庵(ちょくあん)の画風に近く、直庵が越前出身であることを示す間接的な証拠として貴重といえる。
 絹本著色(けんぽんちゃくしょく) 打它宗貞(うたそうてい)像=敦賀市・個人所有 敦賀の商人で最も家格が高いとされた打它家の祖、打它宗貞の肖像画。江戸初期の豪商の肖像画は全国的にも少ない。
 紙本墨画 仙人高士図=敦賀市・同市所有 敦賀出身のタカ絵師、初代橋本長兵衛が六人の仙人を描いた絵。長兵衛による人物画はこれまで見つかっておらず、価値が高い。

■彫刻

 木造 薬師如来立像=福井市・高尾町所有 カツラの一木造り。高さ一〇九センチ。右肩に覆肩衣(ふっけんえ)と呼ばれる衣を着用していない珍しい様式で、鎌倉時代の作品と考えられる。
 石像 狛犬(こまいぬ)=あわら市・指中区所有 阿...

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