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サルナシ 実よし味よし 小松で収穫開始 道の駅できょう発売

2021年9月2日 05時00分 (9月2日 10時04分更新)
サルナシを収穫する一松重喜組合長=小松市赤瀬町で

サルナシを収穫する一松重喜組合長=小松市赤瀬町で

 キウイに似た果物「サルナシ」の収穫が、小松市の中山間地の赤瀬町で始まっている。「同町サルナシ栽培組合」が二日から、同市蓮代寺町の道の駅こまつ木場潟で販売する。今年は初めて、市内外の飲食店にも提供する。
 サルナシは、つる状の木になる三センチ前後の小さな果物。ベビーキウイとも呼ばれ、味は甘酸っぱく、ビタミンなどの栄養が豊富という。以前から赤瀬町などの山間地に自生しているが、あまり知られていなかった。
 組合は、サルナシ栽培を通じて地域を盛り上げようと、二〇一三年に住民や出身者らで発足。閉業した赤瀬温泉の跡地で棚につるを張り、メンバー十三人が四品種七十本を無農薬で育てている。
 収穫は三十一日に始まった。一日は組合長の一松重喜さん(72)が、わせ品種のハニージェイドを、一粒ずつはさみで切って約十キロを収穫。一松さんは「今年は実が大きくて、味もよい。常温保管で柔らかく熟してから食べて」と薦める。
 収穫は十月末まで続き、五百キロを見込む。価格は一パック五百〜七百円。今後、規格外の小さな実などを加工したジャムの販売も予定。サルナシをデザートなどに使おうとする小松、金沢両市のレストランや日本料理店、菓子店にも出荷する。 (井上京佳)

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