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【ボクシング】井岡一翔が3度目防衛に成功「思った以上に気持ちの強い選手だった」3-0判定勝ち

2021年9月1日 22時12分

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5回、フランシスコ・ロドリゲス(左)にパンチを放つ井岡一翔(代表撮影)

5回、フランシスコ・ロドリゲス(左)にパンチを放つ井岡一翔(代表撮影)

 ボクシングWBOスーパーフライ級タイトル戦が1日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者・井岡一翔(かずと、32)=志成=が同級2位フランシスコ・ロドリゲス=メキシコ=に12回判定(3―0)で3度目の防衛に成功した。日本唯一の世界4階級王者、井岡は試合後「(タフな相手という)想定はしていたが、思った以上に気持ちの強い選手だった。こういう試合に勝てたのは、いい経験になる」などと語った。
   ◇   ◇
 昨年の大みそかに行われた田中恒成(畑中)が相手の防衛戦から約8カ月。その間に井岡は思いもよらぬ試練を味わってきた。中でも大きな反響を呼んだのは4月に起きたドーピング疑惑騒動だ。
 ドーピング疑惑については、日本ボクシングコミッション(JBC)が検体を常温で数時間放置するなどずさんな管理を重ねていたことが判明。陽性判定は腐敗による誤検出という結論が出た。これを受け、JBCは薬物検査はこれまでの簡易検査を廃止し、最初から専門機関による検査を実施。検体は採取後すぐJBCで冷凍して検査機関へ送る手はずを整えた。
 「検査体制はさらに整えたいですが、今回もこれまでよりかなり改善はされました」と成富毅JBC本部事務局長。井岡が同じ経験をする可能性はほぼなさそうだ。
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 ▼井岡一翔(いおか・かずと) 1989年3月24日生まれ、堺市出身の32歳。志成ジム所属。身長164センチ。大阪・興国高時代には6冠を獲得。東農大を中退して2009年にプロデビュー。11年2月にWBCミニマム級、12年6月にWBA同級、同年12月にWBAライトフライ級、15年4月にWBAフライ級王座獲得。17年12月に引退を発表したが、18年9月に現役に復帰し、19年6月にWBOスーパーフライ級王座を獲得して、国内史上初の世界4階級制覇を達成した。通算26勝(15KO)2敗、世界戦20戦は日本ボクシング史上最多。右ボクサーファイター。

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