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リニア 工事予定域で希少動植物6種確認、11種類は未発見

2021年9月2日 05時00分 (9月2日 05時03分更新)
 静岡市は一日、リニア中央新幹線南アルプストンネル(葵区)工事が予定される南アルプスユネスコエコパークの希少動植物に関する二〇二〇年度の調査結果を公表した。対象の十七種類の生息状況を調べ、六種類を確認した。
 同年五〜九月に、環境省・静岡県版レッドリストなどに基づき指定した重要種について調査した。JR東海が工事前に移植や種まきをした植物のスグリ、スミレ、シソやサンショウウオなどの生息が確認できた一方で、ケシ、リンドウ、キクなどの植物やカワネズミ、底生動物など十一種類は見つからなかった。
 市は環境保全のため一四年度から毎年調査を行っている。市環境創造課の担当者は「一年の調査で生存の有無を決めることはできず、積み上げていくもの。確認できなかった種は継続的に注視したい」と述べた。
 合わせて実施した水質調査では「良好な水質」、大気調査では「環境基準を満たしている」と発表した。調査結果は市ホームページで確認できる。 (中川紘希)

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