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北前船主・米田家を寄贈 富山市に当主、土地と家屋

2021年9月2日 05時00分 (9月2日 10時14分更新)
寄贈された旧米田家の家屋=富山市東岩瀬町で(同市提供)

寄贈された旧米田家の家屋=富山市東岩瀬町で(同市提供)

 富山市東岩瀬町で栄えた北前船主「米田家」の土地と家屋が、現当主から富山市に寄贈された。市は住宅の調査や整理をし、活用方法を探っていく。
 市によると、米田家は「岩瀬五大家」の一つにあたる旧家。幕末から昭和にかけて北前船を経営し、富岩鉄道(現富山地鉄富山港線)の建設にも尽力した。
 家屋は明治初期に建てられたとみられ、敷地千四百八十九平方メートル、木造二階建て。親族が定期的に整備していたため、主屋や蔵、庭園などの保存状態は良い。現当主が家屋を歴史的資料として残してもらおうと市に寄贈を申し入れ、七月下旬に所有権が市に移った。
 市生涯学習課の担当者は「地域住民や有識者の意見を取り入れながら、今後の活用方法を協議していきたい」と話す。
 東岩瀬町では旧森家住宅が重要文化財に、旧馬場家住宅が登録有形文化財に指定されている。 (山岸弓華)

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