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選手たちが心配…コロナ影響による超過密シーズンようやく終了 新シーズンへ休養がカギ【武川玲子コラム】

2021年9月1日 06時00分

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松山英樹

松山英樹

 米ツアーの2020ー21シーズンがいよいよ今週、最終戦を迎える。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で約3カ月ツアーが中断され、今季は異例のシーズンとなった。昨年9月からマスターズ、全米オープンは各2回行われ、メジャー6大会を含む50試合が開催された。今年3月以降は制限しながらも観客を受け入れ、今ではほぼコロナ以前の風景となった。
 「ゴルフファンにとってはとてもエキサイティングな1年になる」とジェイ・モナハン会長は胸を張ってシーズンをスタートさせた。がここへ来て連戦が続く選手たちはへとへとだ。
 特に7月からは過密スケジュールとなった。選手たちは2年ぶりに開催された全英オープンのため渡英し、その足で日本へ向かい東京五輪を戦った。そしてすぐさま専用チャーター機で米国に戻り、世界選手権、プレーオフ3戦と休む間がない。
 アイルランド代表で東京五輪に参戦したロリー・マキロイ(英国)は「疲れはピーク。今は一日一日をただ頑張って過ごすしかない。シーズンが終わって2週のオフを取るのが待ち遠しい」と胸中を吐露する。
 一方で、コロナ感染のブライソン・デシャンボー(米国)に代わって東京五輪に出場したパトリック・リード(米国)は「メジャーも五輪も出場できるならもちろん出場する。ポイントレースもあるから簡単には休めない」と望んだ連戦だったが、その疲れからか8月に体調を崩し、肺炎で入院する事態へ。幸い無事に退院したが、結局プレーオフを欠場することとなった。
 松山英樹も東京五輪から連戦が続いているので少し心配だ。最終戦を終えても1週後には次のシーズンが開幕する今の米ツアー。その中でうまくバランスをとって心身ともに休めることは、選手にとっては重要な力となる。(全米ゴルフ記者協会会員)
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