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低酸素自覚なく?追突 死亡後コロナ重症診断、愛知・東海の追突事故

2021年8月31日 05時00分 (8月31日 05時01分更新)
 三十日朝、愛知県東海市の県道で、運転中に前の車に追突した五十代男性が、死後に重症の新型コロナウイルス感染症と診断されていたことが分かった。搬送先の名古屋市内の病院の医師によると、男性は肺炎が進んだ状態で、深刻な酸素不足にもかかわらず息苦しさを感じないコロナ患者特有の「ハッピー・ハイポキシア(幸せな低酸素症)」だった可能性がある。自宅療養者が増える中、医師は「自覚症状がなくても運転するのは危険」と訴える。
 この医師によると、男性が心肺停止状態で搬送されてきたのは同日午前七時半ごろ。同県警東海署によると、男性の車は低速で追突。外傷はなく、病院で死亡が確認された。死因は新型コロナ肺炎による低酸素血症だった。死後に抗原検査とPCR検査を実施したところ、コロナ陽性と判明。コンピューター断層撮影(CT)の結果、両肺は肺炎が進み、人工呼吸器が必要な重症状態だった。男性がどこに向かっていたかは分かっていない。
 「幸せな低酸素症」は、酸素を十分に取り込めていないにもかかわらず、呼吸困難や息苦しさを感じない状態のことを指す。気づいた時には手遅れの可能性があるとして、厚生労働省の診療の手引でも注意を呼び掛...

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