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中京準優勝 常勝の重圧、昨年中止「先輩の分まで」

2021年8月31日 05時00分 (8月31日 05時01分更新)
作新学院(手前)に敗れベンチ前に整列する中京ナイン=30日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で

作新学院(手前)に敗れベンチ前に整列する中京ナイン=30日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で

 兵庫県で三十日に開かれた第六十六回全国高校軟式野球選手権大会決勝。大会史上初の四連覇を目指した中京(岐阜県瑞浪市)は作新学院(栃木県)に0−1で敗れた。
 コロナ禍で昨年の大会が中止となり涙をのんだ先輩たちの思いを背負い、当たり前のように期待された四連覇への重圧が、大会最多十回の優勝を誇る“常勝軍団”の歯車を狂わせた。
 「去年の三年生の分まで絶対優勝してやる」。先発のマウンドに上がった内野慎太郎投手(三年)は唯一の失点となった立ち上がりを悔やんだ。「緊張からの心の乱れで制球が定まらなかった」
 新チーム発足時から四番に座る森岡健太朗選手(同)は大会を通して「プレッシャーは感じている」と口にしていたという。
 そんな状況を糧に、全国大会の決勝まで勝ち進んできた中京ナイン。平中亮太監督は「この一年というか二年、勝つこと以外許されないという重圧の中で前を向いてやってくれた。彼らはほんとすごいんじゃないか」とたたえた。
 「負けてしまったが、自分たちの野球ができたんじゃないかと思う。胸を張って帰りたい」。ナインを鼓舞し続けた内野光一主将(同)は、すがすがしい表情で決勝の舞台を後にした。 (脇阪憲)

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