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中日ルーキー高橋宏斗、目指すは外国人のスピードボールじゃない…柳さんの速く感じる嫌なボール

2021年8月31日 06時00分

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2カ月半ぶりに登板した高橋宏

2カ月半ぶりに登板した高橋宏

【ニュージェネレーションズ】
 中日の期待の若手が現在地を語る企画「ニュージェネレーションズ」。第7回は高橋宏斗投手(19)。右肘違和感による約2カ月間のリハビリで取り組んだこと、目指す投手像を語った。(取材・構成 芦原遼)
 前回のこの企画の後、右肘を痛めてしまいました。もともと、6月10日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(タマスタ筑後)の登板後、しばらく間隔を空けて、体づくりや、フォームを見つめ直す期間にしようと監督と話していたのですが、その時に違和感がありました。高校時代も痛めたことがありましたが、今回はそれよりも早い段階でノースローを決断しました。この先を見据えたときに、無理をせず、しっかりと休むべきだと思ったからです。
 リハビリ組に合流してからは、とにかくたくさんの人に話を聞くようにしています。最近では、リハビリ組で一緒だった阿部さんや三ツ俣さんに「どんな投手が嫌ですか」「どういう変化球があったら良いですか」など、いろいろな質問をしています。特に印象に残っているのが「どんな投手が速く感じましたか」と聞いたときです。「柳さんのようなタイプの方が速く感じるし、嫌だ」という答えでした。自分の中では、外国人投手のようなスピードが速い投手だと思っていたので、この答えはかなり意外でしたし、そういった打者が嫌がるボールを投げられる投手を目指したいです。
 けがをした理由の1つにリリースポイントの低さがありました。これを修正しようと参考にしたのが柳さんです。ナゴヤ球場に来たときに直接相談すると「体の開きが早いのでは」とアドバイスをいただきました。また、新しいフォームを身に付けるにあたり意識が変わったのがキャッチボールです。もともと1軍の投手とキャッチボールのレベルが違うなと思っていて、柳さんや小笠原さんに「何が自分と違うのですか」と聞きました。すると「肩慣らしのキャッチボールじゃダメだ。ピッチャーなんだから、一球一球自分のフォームで投げないと」と言われました。この言葉でキャッチボールへの意識が変わりましたし、徐々にフォームもしっくりくるようになりました。
 この期間で体に対する意識も変わりました。今までもプロテインは飲んでいましたが、摂取のタイミングなどは全く考えたことはなかったです。いろんなサプリメントも購入するようになりました。先輩方にお勧めを聞いたらすぐ試すようにしています。また、トレーニングにも力を入れてきました。復帰戦の今月24日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(ナゴヤ)では152キロを計測しました。今までは150キロを超えるボールは力いっぱい投げていたのですが、この日は力を抜いて投げて150キロを超えました。この期間の成果を実感した瞬間でした。
 今月9日に19歳になりました。誕生日には同級生の加藤翼からプロテインを、松木平からはアクセサリーをもらいました。うれしかったです。
 今季の目標に「プロ初勝利」を掲げましたが、このままでは1軍の舞台に立つ実力もないと思います。そのためにも一番の武器であるストレートに磨きをかけて、まずは2軍でしっかり結果を残して、1軍を目指したいです。
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