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新調の獅子頭 入魂の舞 小松・木場町内会、少彦名神社でお披露目

2021年8月31日 05時00分 (8月31日 05時02分更新)
新調した獅子頭で披露された獅子舞=小松市木場町の少彦名神社で

新調した獅子頭で披露された獅子舞=小松市木場町の少彦名神社で

今年は神事のみ「来年こそは秋祭りで巡回」

 小松市木場町町内会は、同町の少彦名(すくなひこな)神社の獅子舞に使う獅子頭を新調し、入魂式で町民にお披露目した。獅子舞は毎年、神社の秋祭りに合わせ、町内全戸を回る形で披露されており同町の風物詩となっている。毛利外志雄町内会長(66)は「獅子舞の伝統を後の世代にも引き継ぎたい」と思いを込める。 (坂麻有)
 新しい獅子頭は幅七十センチほど。老朽化していたため宝くじ助成金を活用し、舞に使う小道具や衣装も一新した。
 獅子の胴体にあたる「かや」が一九八七(昭和六十二)年製のため、獅子頭も同時期の物とみられ、少なくとも三十五年ぶりの更新という。毛利町内会長は「十数年前から新調を考えていたが、今回やっと日の目を見ることができてうれしい」と喜んだ。
 二十九日にあった入魂式では神事の後、町内の二十〜四十代が所属し獅子舞を継承する木場町湖畔文化クラブが、新しい獅子頭で舞を披露した。同町の獅子舞は、烏帽子(えぼし)をかぶった「鳥」と面を着けた「天狗(てんぐ)」による獅子退治を表現している。鳥と天狗は町内の中学生、獅子の胴体には小学生が入って熱演。同クラブのメンバーが演奏する笛と太鼓に合わせて、堂々と勇壮な踊りを見せた。五十人ほどの町民が見物に訪れ、拍手を送った。厄払いとして、獅子頭で頭をかんでもらう子どもたちもいた。
 今年の秋祭りは、新型コロナウイルス感染症防止のため、神事以外は昨年に引き続き中止になった。毛利町内会長は「せっかく新しくしたので来年こそは秋祭りで獅子舞を見たい」と話した。この日は同町集落センターで獅子頭の展示もあった。

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