「日本のヒップホップ、ラップ…馬鹿にされてるよ」知多半島出身17歳ラッパー心の叫び…『波物語』出演の先輩を失望
2021年8月30日 18時00分
愛知県常滑市の国内最大級HIPHOP野外フェス「NAMIMONOGATARI2021」が29日に密状態の中で開催され、批判が集まった。そんな中、会場がある知多半島・東浦町出身の17歳のラッパーREINOが出演した先輩たちを「失望」とツイート。若いラッパーの心の叫びにSNSでは「17歳のREINOさん、ちゃんと言うべきこと言ってるの偉い」など共感を呼び、「REINO」が一時トレンド入りした。
REINOは29日夜に連続ツイート。「出たラッパー、リスペクトしてる人たくさん居たけど。ガッカリ。失望。同じラッパーとして恥ずかしい。般若さんやANARCHYさん、自分が尊敬してるアーティストばかりなだけに本当に悲しい」
「これはお客さんよりも、ラッパーの責任ですよ。みんな音楽で食えてるはず。無理してライブしなくても大丈夫な人たちばっか。なのに緊急事態宣言下での野外出演を了承して、ファンに声かけて、声出しさせて…。小さなライブハウスですら営業止めてるとこばかりなのに。ホントに失望」
「つまり俺が言いたいのは、ラッパーが良くないことしたらちゃんと抗議するべき! 好きなアーティストでも! というか、なんで他の日本のラッパーは声を上げないの? おかしいでしょ。売れてない俺らですら緊急事態宣言出てたら小箱のライブしなかったじゃん。なんでおかしいって声を上げない? 日本のヒップホップ、ラップ馬鹿にされてるよ。ダサいって思われてるよ。なんでなんも言わねえんだよ!」とあふれる思いを言葉に込めた。
ツイッター上では「REINOさんの感覚の方が正しいんです。おかしい大人ばかりでうんざりされているかと思いますが」「こんな風に堂々と自分の意見が表明できる17歳のラッパーがいるんだ! と知って嬉しかった」「こういう子の曲こそ聴いてみたくなる」「REINOさんのような若い世代が変えて言ってくれることを応援しております」などの声が上がった。
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