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名古屋シニアにボッチャの輪 独自ルールで草の根の人気

2021年8月30日 16時00分 (8月30日 16時00分更新)
競技の練習をする「ボッチャサロンみなみ」のメンバーら=名古屋市南区の大生ふれあいセンターで

競技の練習をする「ボッチャサロンみなみ」のメンバーら=名古屋市南区の大生ふれあいセンターで

 東京パラリンピックの競技「ボッチャ」が名古屋市で高齢者に人気だ。十年ほど前、市内の社会福祉団体が参加しやすいように独自のルールを設けたところ、楽しさを知った男性が交流の輪を広げていった。年齢や障害に関係なく競技できる特徴が受けている。 (蓮野亜耶)
 「ボールがコートを出てしまったわ」「やったね」。七月、名古屋市南区の大生ふれあいセンター会議室。六十〜八十代の十五人ほどが感染対策に気を使いつつ、ボッチャを楽しんでいた。窓を開け、全員がマスクを着用している。
 南区の渡部克己さん(80)は二〇一四年に先妻を亡くした際、話し相手が欲しくて地元の高齢者クラブに足を運んだ。ところが、参加者は女性ばかり。「気後れして、なかなか集まりに行こうという気持ちにならなかった」という。
 そこで、男性が仲間で楽しめる趣味を探したところ、一六年にボッチャを知った。球を投げたり転がしたりして白い球に近い方が勝ち、という簡単なルールで参加しやすい。「初対面の人とも盛り上がれる。地域の集まりに参加しづらい退職後の男性にはうってつけだ」と感じた。
 楽しさを知ると、広めたくなった。市内各区の社会福祉協議会に「高齢の男性が...

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