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逆転優勝の稲見萌寧22歳31日での通算8勝は宮里藍、横峯さくらに次ぐ3番目 賞金レースも再接近2位【女子ゴルフ】

2021年8月29日 19時37分

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副賞の「ゆめぴりか」の米俵を前に笑顔の稲見

副賞の「ゆめぴりか」の米俵を前に笑顔の稲見

◇29日 女子ゴルフ ニトリレディス最終日(北海道小樽市・小樽CC)
 3打差4位からスタートした東京五輪銀メダルの稲見萌寧(22)=都築電気=が強風の中5バーディー、ノーボギー67の完璧なプレーを展開、通算16アンダーで逆転優勝を飾った。5月中京テレビ・ブリヂストンレディス以来の今季7勝目、ツアー通算8勝目。1打差の15アンダー2位に全美貞(韓国)、12アンダー3位に堀琴音(25)=ダイセル=と山路晶(22)=森六グループ、3週連続Vを目指した小祝さくら(23)=ニトリ=は6アンダー11位だった。
 負け癖をつけるのは嫌だったという。稲見は今大会、練習日から「コースへの苦手意識」と「今年一番の絶不調」を訴え続けてきた。優勝を決めた後も「自分の感覚的には、う~ん…っていう感じで。狙ったところにボールが出ていかない。まあその中でもうまくコースマネジメントを考えて落ち着いてできた」と、決して手放しで喜ぶことはなかった。
 だが「オリンピック後の2週間、もう勝てないかもしれないと思ったりしたので良かったです」と笑顔を見せた。特に「単独首位で最終日スタートして逆転されたりしちゃうとメンタルにもくるし、癖みたいなのがついてしまうと駄目なので」と、前週のV逸を払拭(ふっしょく)できたことに安堵(あんど)した。
 1番から10メートルのバーディーパットをねじ込むスタート。前夜から痛み出したという右足裏のうおのめは、テーピングを施したが「スイングは平気だったけど、最後まで歩くと痛かった」。が、5番では第2打がピンに当たって30センチに。6番で1メートルを決めた時点で、試合の主導権を握った。10番で90センチ、15番で4メートルを沈め「難しい16番でパーセーブできた」ところで、追いすがる他選手に引導を渡した。
 誰もが満点をつけたくなるゴルフにも「ノーボギーで60台、逆転Vで2試合分のリベンジ果たせて…って考えたら100点かなと思うけど、私の満点は常に70~80点をキープすること。それを続けられたという感じ」と稲見。22歳31日での通算8勝は宮里藍、横峯さくらに次ぐ史上3番目の年少到達だ。
 賞金レースでも1位小祝に約214万円差に再接近。また今季は2年にまたがる変則シーズンとはいえ、7勝以上は不動裕理の2003年10勝、04年7勝と15年イ・ボミ、19年鈴木愛のそれぞれ7勝と過去3人4例すべてが同年の賞金女王というデータも。「それは気にせず、自分が勝ち続けることを目指していきたい」。あくまでも萌寧スタイルを貫いていく。

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