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【キーンランドC】3歳牝馬レイハリアが古馬の壁突破 鞍上亀田に田島師「焦らず前で運んでいたし相性いいと思う」

2021年8月29日 18時38分

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キーンランドCを制したレイハリアと亀田

キーンランドCを制したレイハリアと亀田

 サマースプリントシリーズ第5戦「第16回キーンランドC」(G3・芝1200メートル)が29日、良馬場の札幌競馬場で行われ、先行した3番人気のレイハリアが直線で抜け出して快勝。前走の葵Sに続く重賞制覇を飾るとともに、スプリンターズS(G1・10月3日・中山・芝1200メートル)への優先出走権を獲得した。2着に7番人気のエイティーンガール、3着に9番人気のセイウンコウセイが入り、逃げた1番人気のメイケイエールは7着だった。
 またまた3歳牝馬だ。3連勝中の勢いで挑んだレイハリアが、古馬の壁をいとも簡単に突破。前走の葵Sに続いて2つ目のタイトルをゲットした。
 ロケットダッシュを決めてハナを奪ったものの、外からメイケイエールが抑え切れない勢いで上がってくる。「番手に控えよう」。冷静に判断した亀田は、先に行かせて内ラチ沿いでジッと構えた。直線へ向いて外に出すと、前にいた2頭をとらえて先頭へ。ただ、最後にエイティーンガールが外から追い込んでくる。「前走に続いて最後に外から1頭良い脚で来ていたので、最後は勝ったかどうか分からなかった。がむしゃらに何も考えずに追っていました」。昨年の覇者の猛追を頭差しのいで歓喜のゴールに飛び込んだ。
 格付けされていない今年の葵Sで初の重賞を手にした3年目20歳の亀田にとって、グレード付きの重賞制覇は初。「ゴールを過ぎて(ダイアトニックに騎乗していた)池添さんに『勝ってるぞ』と言われてうれしさが湧いてきた。道中外に壁をつくられてスムーズにいかなかったけど、最後はあいたところをもうひと踏ん張りしてくれました」と相棒をたたえた。
 斤量がメンバー中最軽量の51キロだったとはいえ、古馬相手に正攻法の競馬で勝ち切った内容は強いのひと言。田島師は「途中でメイケイエールが来たが、惑わされずに自分のペースで行けたのがよかった。思った通りのレイハリアらしいレースができました」と満足そう。狙い通りの内容に導いた鞍上についても「焦らずに前で運んでいたし、(馬との)相性がいいと思う」と好騎乗をたたえた。
 この1勝で賞金が加算できたのは、先々の選択肢を広げる好材料だ。スプリンターズSへの挑戦について「オーナーサイドと相談して」と話した同師は「まだまだ成長曲線は上向いていると思うので楽しみです」。3歳牝馬による今夏の古馬重賞制覇は4頭目。強い3歳牝馬の流れは、秋も続きそうだ。

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