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国体中止 残念…櫛田川のカヌー競技場 松阪市多気町

2021年8月29日 05時00分 (8月29日 11時45分更新)
リハーサル大会で巧みなパドルさばきを見せる選手=4月、松阪市と多気町の間を流れる櫛田川の特設カヌー競技場で

リハーサル大会で巧みなパドルさばきを見せる選手=4月、松阪市と多気町の間を流れる櫛田川の特設カヌー競技場で

競技普及の契機に 職員ら手探りで開設

 多気町と松阪市の間を流れる櫛田川は、九月に開幕予定だった「三重とこわか国体」でカヌー競技の開催が予定されていた。会場に決まってから五年半、競技を共催する両市町の職員らは特設競技場の整備や競技のPRに取り組んできた。コロナ禍で国体は中止となったものの、職員らの尽力は地域における競技の普及として実を結びつつある。 (望月海希)
 強い日差しできらめく川面を切り裂くように、水しぶきを上げながら巧みなパドルさばきで急流を下る選手たち。四月二十五日、前日から二日間にわたる日程で、国体リハーサル大会が櫛田川の特設競技場を舞台に開かれた。
 「もともと地域に競技文化が根付いていたわけではなかった」。町国体推進室の上山善也室長(51)は、会場に選ばれた二〇一六年当時を振り返る。
 櫛田川で予定されていたのは、コースに設定されたゲートを通過し、所要時間などを競う「スラローム」と、障害をかわしながら一・五キロの急流を下る「ワイルドウオーター」の二種目。いずれも毎秒三トン以上の水量と、同二メートル以上の流速が求められる。
 国体実行委事務局によると、県内にはこの二種目の公式大会...

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