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小中で抗原検査に教員戸惑い 研修が必要/感染リスクは?/精度は? 

2021年8月29日 05時00分 (8月29日 05時01分更新)
冷蔵庫にある抗原検査簡易キットを確認する教員=愛知県大府市の桃陵高で

冷蔵庫にある抗原検査簡易キットを確認する教員=愛知県大府市の桃陵高で

  • 冷蔵庫にある抗原検査簡易キットを確認する教員=愛知県大府市の桃陵高で
  • 患者の鼻に綿棒を入れて検体を採取する森院長=名古屋市昭和区の杉浦医院で
 新型コロナウイルス抗原検査の簡易キットを各学校に配布する方針を政府が打ち出したことに、教員らが戸惑っている。キットで検査できる対象は主に教職員としているが、場合によっては小学四年生以上の児童・生徒が使うことも想定している。医療従事者がいない場合は、研修を受けた教職員の立ち会いで行う方針だが、現場からは「感染リスクはないのか」と不安の声が漏れる。
 政府は七月末から、高校、大学などを対象に抗原検査簡易キットの配布を始めた。今月二十日には、萩生田光一文部科学相が小中学校などへの配布方針を打ち出し、会見で「例えば、保健室で熱がある子がいれば直ちに検査を行える環境をつくりたい」と述べた。
 二十五日には、西村康稔経済再生担当相が、九月上旬から小中学校と幼稚園に最大八十万回分を配る方針を示した。
 愛知県内の中学校養護教諭(25)は「保健室は基本は一人で対応し、コロナ以外の体調不良や熱中症の生徒も来る。どう安全に検査をすればいいのか」と困惑する。検査では本人が鼻に綿棒を挿入し、検体を採取するが、同県一宮市の小学校教諭(43)は「子どもに方法を理解させ、やらせるのはハードルが高い」と語る。
 文科省が二...

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