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医療従事者ら接種、欧州で義務化動き ワクチン拒めば出勤停止、減給も

2021年8月29日 05時00分 (8月29日 05時01分更新)
 【パリ=谷悠己】医療従事者らに新型コロナウイルスワクチンの接種を義務化する動きが欧州で広がっている。感染力の高いデルタ株の広がりに歯止めが利かない中、重症化の恐れがある高齢者や病院利用者への感染を食い止める狙いからだ。接種を拒む人には出勤停止などの厳しい措置を科す国もある。
 フランスメディアによると、北部リール郊外のある病院は今月下旬、全職員のワクチン接種状況を確認。未接種の二人にPCR検査を求めたが拒否されたため、出勤せず有給休暇の消化を求めた。
 うち一人は仏ラジオRTLに「効果が完全には確認されていないワクチンを打つべきか、考える時間も与えられていない」と主張した。
 病院側の対応は現時点では任意だが、フランスでは医療従事者のワクチン接種が九月十五日から義務化され、出勤停止や給与削減などの制裁が科される。仏政府によると、医療従事者の接種率は二十六日現在で83%。健康面以外の理由で拒否を続ける人もおり、カステックス首相は、RTLに「この職にある人は科学を信じるべきだ」と述べた。
 ギリシャも今月中旬から高齢者施設の職員への接種義務化を開始。AFP通信によると、中部ボロスの施設では接種を...

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