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「だいだいパン」能登高生が考案 愛媛特産かんきつ ジャムに

2021年8月29日 05時00分 (8月29日 11時03分更新)
生徒たちが販売した「だいだいパン」=能登高で

生徒たちが販売した「だいだいパン」=能登高で

生産地の高校生とコラボ

 能登高校(能登町)の2年生6人が、愛媛県伊方町特産のかんきつ類「ダイダイ」を使ったパンを作った。生徒たちは人口減少や産業衰退など能登半島と共通の課題を抱える伊方町の三崎高校と連携。それぞれの地域の特産品を生かした商品開発などを進める「みさのとプロジェクト」に取り組んでいる。28日の文化祭で販売した。 (日暮大輔)
 能登高の教員らが昨年十一月、高校魅力化プロジェクト先進校の三崎高を訪れたのが、コラボレーションの始まり。両地域は共に半島に位置し、過疎などの課題に直面している。生徒たちは特産品の活用を主題に、二月ごろからオンライン会議を続け、七月に三崎高が地元のスモモと能登のブルーベリーを使ったスムージーを観光施設で販売して成果を上げた。
 一方、能登高は伊方町特産のダイダイに注目。独特の酸味と苦味があることから、食べやすいようジャムに加工することに。夏休み中の八月中ごろから学校で試作を繰り返した。苦味と酸味、甘味の調和した味わいに仕上げ、太めに切った皮も使い食感も楽しめる。
 文化祭ではパンを手作りし、ジャムを塗った「だいだいパン」として販売。新型コロナウイルスの影響で、学外からの参加者はなかったが、生徒や教員が買い求め好評だった。
 能登高の竹原彩加さん(16)は「コロナが収束したら直接会って商品を作り、いずれは観光施設や道の駅でも販売したい」と意欲。敷平航さん(16)は「三崎高の皆さんは地域との関わりが既に深まっていて驚かされた。まず校内からでも、コラボを知ってもらいたい」と語った。
 将来的には地域の観光施設などでも販売する計画も思い描いている。

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