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【J1川崎】小林が今季10得点で6年連続2桁得点「フロンターレは死んでない」

2021年8月28日 20時01分

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小林悠(C)Jリーグ

小林悠(C)Jリーグ

◇28日 J1第27節 札幌0―2川崎(札幌ドーム)
 首位川崎が4試合ぶりの白星を挙げた。前半34分、FW小林悠(33)の右足シュートで先制。その5分後、小林のグラウンダーのクロスボールを、ゴール前に走り込んだFW遠野大弥(22)が右足で合わせ、追加点を挙げた。小林は今季10得点目で、2桁得点は6シーズン連続。
 チームの危機がストライカーを奮い立たせた。6戦ぶりに先発起用された小林は鬼の形相でピッチに立った。「ゴールしてチームを救いたい。フロンターレは死んでないところを見せたかった」
 前半34分。敵陣ペナルティーエリア内で宮城からパスを受けると、小林は右足トラップで反転した。狭いスペースで体を相手DFに預けながら、コンパクトに右足を振った。「苦しい時に決めるのは自分だ」と強い自負心を込め、ゴール右隅に流し込んだ。J1史上5人目となる6年連続2桁の今季10点目、J1通算130点目。小林はニコリともせず、左胸のエンブレムをたたき、高声を上げ続けた。
 攻撃は止まらない。5分後。小林だけがこぼれ球に反応した。敵陣ペナルティーエリア右から絶好クロスを送り、遠野弾をお膳立てした。決意に裏打ちされた1ゴール1アシスト。「勝てない状況でやるのは自分だと信じてプレーした」。思いだけで勝てるような甘い世界ではない。ただ、誰よりも強い覚悟が、小林の背中を押していた。
 今季初黒星を喫した福岡戦後、鬼木監督と話し込んだ。「前掛かりにいって、やられたらみんなで戻ればいい。そこに立ち返れた」と小林。走り、戦い、ミスを恐れずゴールを狙う。攻撃スタイルを貫徹した先に、4戦ぶりの白星があった。
 鬼木監督は「いつもいつもこういう時に結果を出すのが小林悠」と大絶賛。王者にとって、単なる白星を上回る粘勝劇だった。

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