本文へ移動

智弁学園・小畠「本校なので負けるわけにはいきません」意地見せ投打で躍動【甲子園】

2021年8月28日 18時57分

このエントリーをはてなブックマークに追加
小畠が左越えに先制3ランを放つ

小畠が左越えに先制3ランを放つ

◇28日 全国高校野球選手権大会準決勝 智弁学園3-1京都国際(甲子園)
 兄弟校決勝に大きく前進する一撃が左翼スタンドに突き刺さった。智弁学園の先発右腕のマウンドを託された小畠が4回2死一、二塁で、高校通算2本目となる先制3ラン。「みんな自分には期待していなかったと思うし、まさか越えるとは思わなかった」。スクイズ失敗で失いかけた流れを取り返した。
 マウンドでも京都国際を圧倒した。ホーム方向への風も考えて大胆に攻めた。「センターかライトに打たせれば、捕ってくれるなと思った」。直球を思いきって高めに投げ込んだ。8回の武田のあわや同点2ランの大飛球も中堅フェンス前で失速した。主砲の中川もノーヒットに抑え、自らたたき出した3点を守り3安打1失点完投。決勝での智弁対決を決めた右腕は「奈良が本校なので負けるわけにはいきません」と意気込んだ。
 学校法人・智弁学園が設立した両校は修学旅行にも一緒に行く兄弟校。今の3年生は昨年12月に3泊4日で四国・山陽へ行き、寝食を共にした。自由時間には野球談議も弾んだ。智弁和歌山の4番・徳丸と仲良くなったという主砲の前川は「横浜戦の後も連絡を取り合った。仲はいいのですが勝負は勝ちたい。お互いに目の色を変えてやると思います」と闘志をにじませた。
 夏の甲子園での顔合わせは2002年夏の3回戦以来。高嶋仁監督率いる智弁和歌山が7―3で勝った。両校とも監督が代わっての再戦。就任15年目でセンバツ優勝経験もある小坂将商監督(44)は「自分も意地がありますし、向こうも意地があると思うのでしっかり粘り強く絶対に勝ちたい」と夏は初めての決勝に向け、力強く誓った。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ