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地元市民と磨いた技術 愛知・豊橋の八木 パラ卓球決勝T敗退

2021年8月28日 16時00分 (8月28日 16時00分更新)
男子シングルス決勝トーナメント1回戦でエジプト選手(後方)から得点し、喜ぶ八木克勝選手=27日、東京体育館で

男子シングルス決勝トーナメント1回戦でエジプト選手(後方)から得点し、喜ぶ八木克勝選手=27日、東京体育館で

 東京パラリンピックの卓球個人男子(立位7)で八木克勝(かつよし)選手(31)=モルガン・スタンレー・グループ、愛知県豊橋市=は二十七日の決勝トーナメント一回戦で敗れたものの、「パラは本当に楽しい舞台」と笑顔で話した。高校時代は他県の学校に電話して練習相手を探し、就職後は地元の体育館で主婦らに練習を支えてもらった。 (昆野夏子)
 「勝つって難しい。でも楽しめた。団体戦も楽しみたい」。決勝トーナメントでエジプトの選手に敗れると八木選手は笑った。
 二十六日の予選一戦目で完敗すると、ネット中継で見た練習仲間の主婦らから「こんなもんでいいのか」、「もっと頑張れ」との激励がスマートフォンに届いた。二十七日午前の予選二戦目で勝利して決勝トーナメントに進出し、「(激励の)おかげで自分らしいプレーで戦えた」とほっとした表情を浮かべた。
 中学の時、何となく卓球部に入った。生まれつき両ひじから先が短く、健常者との試合ではラケットさばきにハンディがあったが、むしろのめり込んだ。「足を使って運動量を増やせば戦える」。勝った時の爽快感が楽しかった。
 だが、健常者の大会には出場できなかった。他の部員の大会出場時な...

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