「マッちゃんはギュンギュン切り裂くよ」ラグビー元日本代表・山田章仁が仏移籍の松島幸太朗にエール
2020年5月19日 22時27分
オンラインで対談
ラグビーのトップリーグ(TL)、サントリーからフランス1部リーグのクレルモンへ移籍する日本代表WTB/FB松島幸太朗(27)が19日、元日本代表のWTB山田章仁(34)=NTTコミュニケーションズ=のオンライントーク番組に出演した。
「最初は、日本代表の遠征に途中で合流したときだよね。始めから堂々としてて、肝が据わってるなあと思ったよ」。山田がそう振り返ると、松島は「(緊張は)見せないようにしていたんだと思う」と笑顔で返した。
2人が会ったのは、2013年秋の日本代表欧州遠征。松島は神奈川・桐蔭学園高を卒業後、南アフリカのシャークスアカデミーでの2年目のシーズンを終え、英国で日本代表に合流。わずか1日練習しただけで、翌日はグロスターとの強化試合に出場した。当時の山田はパナソニックでトライの山を築き、一流トップリーガーの仲間入りを果たしていた。
そんな思い出話の舞台は、山田がこの春に始めたオンライントーク。この日は昨年、フランスのリヨンでプレーした山田が、同じくフランスへの挑戦を控えた松島を招き、視聴者の質問を受けながら進行した。
フランス語の話になると、松島は「単語を覚えてる段階。まだ会話はできないですね」と苦笑い。山田は「僕も同じだった。フランス語をしゃべれない外国人選手同士で話すことが多かった」と白状し「マッちゃんならすぐ覚えられるでしょう。フランス語を覚えたらどんどん楽しくなると思う」と、実体験からのアドバイスを送った。
技術面の質問に「最近はパスを極めたいと思ってます」と答えた松島に山田が「ポジションはどこを希望?」と尋ねると、松島は「チームには15番(FB)と伝えてるけど、どんな選手がいるかによって、どうなるか楽しみ。CTBもやってみたい気持ちがある」とニヤリ。この答えに山田は「マッちゃんは、普通にギュンギュン(相手選手を)切り裂くと思うよ」と太鼓判を押した。フランスでも、グラウンドの真ん中を切り裂く豪快ランが見られるか!
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