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朝乃山「番付社会だけど年下には負けたくない」思いの原点は千秋楽の相手・貴景勝だった

2020年3月22日 20時51分

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貴景勝(右)を攻める朝乃山

貴景勝(右)を攻める朝乃山

◇大相撲春場所千秋楽(22日・エディオンアリーナ大阪)

 史上初めて無観客で行われた静寂の場所で、関脇朝乃山(26)=高砂=が大関昇進を確実にした。大関貴景勝(23)=千賀ノ浦=を押し倒して11勝4敗。貴景勝には3連勝で、直近の3場所を計32勝13敗とした。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、昇進を諮る臨時理事会の開催を了承。25日に「新大関朝乃山」が誕生する。
 朝乃山が日ごろから、力を込めて繰り返す言葉がある。「番付社会だけど、年下には負けたくない」。原点は、ほかならぬ千秋楽の相手だった貴景勝。場所も奇しくも大阪だった。
 初優勝した昨年の夏場所中、約10年前の高校時代の思い出話をしてくれた。「大関が中学のときに稽古したことがあります。こっちが高校生(富山商)で向こうは報徳学園中(兵庫)で、お互い近大に出稽古に来てて」と懐かしそうに振り返った。
 さすがに当時は圧勝だったと思いきや「負け負けっす。『中学生じゃないだろ』となった。後で浦山生にめっちゃ怒られた」そうだ。
 角界での直接対決で4勝3敗と白星を先行させても、まだまだ借りを返すべき相手。大関同士と世代交代の担い手として、新章に入った競い合いから目が離せない。

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