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ハイチ窮地、支援訴え 地震2週間

2021年8月28日 05時00分 (8月28日 05時01分更新)
 カリブ海の島国ハイチでマグニチュード(M)7・2の地震が発生してから二十八日で二週間を迎える。これまでに確認された死者は二千二百人を超え、損壊家屋は十三万戸以上。現地入りした国連担当者は二十六日、「最も弱い人々のために一億八千七百万ドル(約二百五億円)が必要だ」と国際社会の支援を訴えた。 (ニューヨーク・杉藤貴浩)
 西半球の最貧国とされるハイチでは二〇一〇年の大地震で三十一万人以上が死亡、一六年のハリケーンで百万人以上が被災するなど大災害に見舞われてきた。今回の地震は七月にモイーズ大統領が暗殺され政情不安が高まる中で発生した。
 国連のラジャシンガム緊急救援副調整官は二十六日のオンライン記者会見で「多くの人々が衛生面や避難所の問題などを訴えている」と報告。同席したレマルキス人道問題調整官は「この地震は治安や新型コロナウイルス感染とも関連した複雑な人道問題だ」と強調した。国連児童基金(ユニセフ)の推計では、子ども五十四万人を含む百二十万人が被災している。
 だが、捜索や復旧は十分に進んでいない。地震発生直後に接近した熱帯低気圧が初期活動を阻み、インフラの損傷で今も十分な支援物資が届いていな...

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