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【中日】大野雄2カ月半ぶり勝利 荒れ球で押して山本昌、川上憲伸、吉見一起に続く4人目のバンテリン通算40勝

2021年8月28日 06時00分

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先発し巨人打線相手に力投する大野雄

先発し巨人打線相手に力投する大野雄

◇27日 中日4―1巨人(バンテリンドームナゴヤ)
 長かった。6月11日の西武戦(メットライフ)以来、約2カ月半ぶりの白星をつかんだ大野雄は少しだけほっとした表情を浮かべた。
 7イニング3安打1失点の快投には、忘れかけていた「らしさ」が詰まっていた。「体のバランスが悪かったので、開き直って球自体の強さで勝負しようと」。初回、先頭の丸をストレートの四球で歩かせた。それでも、続く坂本から148キロの直球で空振り三振を奪うと「球は強いんだろうなと気づいた。どんどん攻めていけるきっかけになった」
 直球が暴れていても、押していける。このスタイルが原点回帰になった。「荒れていて気づけた。荒れてても押せるんだな。やっぱり俺は真っすぐの投手だなと」。力強い直球で、7三振のうち4つを直球の空振りで奪った。
 直球の強さに手応えを得ていたからこそ、悔いが残る場面があった。6回2死で迎えた坂本との3度目の対戦。フルカウントから投じた148キロの直球は外角高めに大きく外れ、この日2つ目の四球となった。「もったいない。真っすぐで空振りを取っている中で、ボール球を投げているようじゃ。結果はどうあれゾーン内で勝負したかった」と悔しさをにじませた。
 98球と余力を残しての降板には「秋までばりばり働かないといけないので」と今後もチームを引っ張っていくためと納得している。与田監督も「少しずつですけど良くなっていると思います」と復調を感じている。
 この後半戦初勝利で山本昌、川上憲伸、吉見一起に続く、史上4人目のバンテリン(ナゴヤドーム)通算40勝目のメモリアル勝利となった。
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