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「境界越え、高め合う」障害者アスリート育成 走り幅跳び元五輪選手井村さん

2021年8月28日 05時00分 (8月28日 05時00分更新)
大会前、高田選手(右)の指導をする井村さん=鈴鹿市のイムラアスリートアカデミー練習場で

大会前、高田選手(右)の指導をする井村さん=鈴鹿市のイムラアスリートアカデミー練習場で

  • 大会前、高田選手(右)の指導をする井村さん=鈴鹿市のイムラアスリートアカデミー練習場で
  • 女子走り幅跳びで跳躍する高田選手=国立競技場で
 オリンピアンで女子走り幅跳び日本記録保持者の井村久美子さん(40)=旧姓池田=が、結婚を機に移り住んだ鈴鹿市を拠点に障害者アスリートの育成に力を入れている。二十七日には、指導する高田千明選手(36)=ほけんの窓口、東京都=が東京パラリンピック陸上女子走り幅跳び(視覚障害T11)に出場。メダルは逃したが、自身が持つ日本記録を更新した。 (須江政仁)
 現役時代に「イケクミ」の愛称で知られた井村さん。二〇〇六年に出した日本記録6メートル86はいまだ破られていない。〇八年、北京五輪に出場後、結婚。夫の仕事で同市に移り住み、一三年に引退してからは子どもの運動教室を運営してきた。
 高田選手から指導の依頼があったのは一六年。同年のリオデジャネイロ・パラで入賞し、東京大会を見据えてさらなる成長を目指していた。教室に来てもらい、全盲をものともせず走り、跳ぶ姿を目の当たりにして快諾した。
 ただ、障害者スポーツの指導経験はなく、当初は手探りだったという。高田選手に体の動かし方を見せようとして「『見えてませんから』と突っ込まれることも多かった」と振り返る。
 「トップ選手を手で触りたい」。高田選手のそんなひと...

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