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夏史上初の「智弁対決」決勝へ意欲 関係者が語る兄弟校の見分け方【甲子園】

2021年8月27日 20時47分

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準決勝に備え、練習する智弁学園の選手たち=大阪府枚方市、代表撮影

準決勝に備え、練習する智弁学園の選手たち=大阪府枚方市、代表撮影

  • 準決勝に備え、練習する智弁学園の選手たち=大阪府枚方市、代表撮影
  • 準決勝に備え、練習する智弁和歌山の選手たち=大阪府堺市、代表撮影
 第103回全国高校野球選手権は27日は休養日となった。史上初めて近畿勢が独占した準決勝を前に、勝ち上がった4校はそれぞれが最終調整した。智弁学園(奈良)、智弁和歌山は初めてそろっての4強入りで、決勝での「智弁対決」を目指す。系列校同士の決勝としては、1972年センバツの日大桜丘―日大三があるが、夏の大会で同じ学校法人の学校が決勝で顔を合わせれば史上初となる。
 史上初の兄弟校決勝が見えてきた。1965年創部の智弁学園は20度目の夏の甲子園、79年創部の智弁和歌山は25度目の夏。ダブル出場は10度目で、2002年には8強入りを懸けて3回戦で対戦した。今年顔を合わせるとするなら決勝だ。
 京都国際と対戦する智弁学園はこの日、大阪府枚方市内で練習。春の近畿大会準決勝では森下、平野の両投手から4点を奪って勝ったが、山下陽輔主将(3年)は「2年生だが、おじけづかずに投げてくる」と警戒。一方、近江と対戦する智弁和歌山は堺市で練習。宮坂厚希主将(3年)は「3番で投手の山田くんを打たせしまったり、投手でも乗せてしまうと相手に勢いが出る」とマークした。
 両監督は、頂点を視界に捉えている。智弁学園の小坂将商監督(44)は「まずは準決勝で五つ目の壁を倒して、六つ目の壁に向かえるように頑張ります」と力を込め、智弁和歌山の中谷仁監督(42)は「いいチームに仕上がってきたと感じている。どういうフィナーレを迎えるのかとても楽しみ」と話した。
 ちなみに、胸に「智辯」のユニホームはそっくりだが、両校関係者によると、メーカーが異なるので、生地、胸の書体が微妙に違い、肩の校章、帽子の形(和歌山は丸帽)でも、区別ができるという。
 学校法人智弁学園の藤田清司理事長は、どちらの学校も甲子園で応援してきた。今年は、応援席が一塁側、三塁側に限定され、中立のネット裏には座れない。法人の事務関係者は「決勝でどちらかとなれば、和歌山校の学校長でもあるので、そちらに座るでしょう」と話した。どちらも勝たせたい「智辯の夏」になるか―。

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