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A代表と五輪代表を融合、森保監督のマネジメント能力は高く評価されるべき…五輪4強はW杯4強へかならず生きる【月刊ラモス】

2021年8月28日 06時00分

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日本―メキシコ 吉田(右)をねぎらう森保監督

日本―メキシコ 吉田(右)をねぎらう森保監督

  • 日本―メキシコ 吉田(右)をねぎらう森保監督
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  • 涙が止まらない…メキシコに敗れ、座り込む久保建
 東京五輪ベスト4は、W杯カタール大会4強入りへの序章だ。月刊ラモスのラモス瑠偉編集長が東京五輪での森保ジャパンの戦いぶりを総括した。一部では森保一監督(53)の采配に対して厳しい声も上がっているが、ラモス編集長は「メダルを取れなかったのは残念だが、ベスト4入りは評価されるべきものだ」と言い切った。9月2日からはW杯アジア最終予選が始まる。「東京五輪での経験は大きな財産。必ずカタール大会で生きる」と森保監督に熱烈なエールを送った。
 森保監督の采配に関して、厳しい声があることは聞いている。しかし、今のサッカー界で4強入りして批判されるのは、ブラジル代表の監督くらいだろう。なにせ、1994年W杯米国大会で優勝しながら「スコアレスドローのPK勝ちなんて、ブラジルのサッカーではない」と当時のカルロス・アルベルト監督が批判されたほど。ブラジル人にとってサッカーとは攻撃こそ最大の防御であり、点が入らないと「ブラジルのサッカーではない」となる。
 そんなブラジル代表が、東京五輪ではものすごく組織的な守備をベースに優勝した。2トップが一生懸命チェイシングを続け、パスコースを限定して追い込んでいく。攻撃に関しては個の突破力を最大限に生かしているが、組織的な守備からの一気のカウンターは強烈だった。今の時代、ブラジルでも守備に関しては組織を重視している。
 森保ジャパンも守備に関しては世界の流れに乗り、前線からプレスをかけて、相手のゴールに近い位置でボールを奪ったら、手数をかけずにカウンターで仕留めるというスタイルを確立した。
 東京五輪に向け、A代表と五輪代表を融合し、共通理解を構築しながら吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のオーバーエージを軸に五輪代表をつくり上げた森保監督。日本サッカー協会の強化スタッフとの連携を含め、そのマネジメント能力は高く評価されるべきものだ。
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