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スーパー再生、住民の力で 東近江・愛東に「i・mart」開店

2021年8月27日 05時00分 (8月27日 17時52分更新)
来店を呼び掛ける店長の藤本さん(右)と、移動販売車に乗る中村さん=東近江市市ケ原町で

来店を呼び掛ける店長の藤本さん(右)と、移動販売車に乗る中村さん=東近江市市ケ原町で

  • 来店を呼び掛ける店長の藤本さん(右)と、移動販売車に乗る中村さん=東近江市市ケ原町で
  • 開店準備の進み具合を知らせるi・mart通信のバックナンバー
 二年前からスーパーマーケットのない状態が続く東近江市愛東地区で二十七日、地元住民主体の買い物の拠点「i・mart」(アイ・マート)が開店する。店内では食料品や日用品の販売の他、語らいや飲食のできる「交流スペース」を設け、移動販売にも乗り出す。店名には「私の店・愛東の店・愛される店」との思いが込められている。(斎藤航輝)
 「うそや」「何とかならんか」。二〇一九年七月、地区内唯一のスーパーの閉店が決まると、地元の高齢者を中心に驚きと困惑が広がった。店主が高齢になり、冷蔵機器の老朽化や、消費増税に伴うレジの更新作業にも追い打ちされ、惜しまれつつ閉店した。
 地区外まで買い物に出かけづらい高齢者らを支えようと、翌月には地元住民による任意団体「愛東の暮らし・つながり創造会議」が発足。旧店舗の建物を活用し「スーパー再生」に向けて動きだした。月に一回の会議を重ね、県外まで先行事例の視察にも行った。
 昨年十二月には「愛のまち合同会社」を設立し、開店資金を調達。準備の進み具合は、チラシ「i・mart通信」を発行し、地区の全戸に配布した。店のイメージソングも作った。
 開店には冷蔵機器や総菜を作る厨房(ちゅ...

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