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抹茶スイーツ、カナダ選手も絶賛 安城の小田部さん「障害に負けない」

2021年8月27日 05時00分 (8月27日 14時05分更新)
慎重にガトーショコラを仕上げる小田部さん=安城市御幸本町で

慎重にガトーショコラを仕上げる小田部さん=安城市御幸本町で

 安城市のJR安城駅近くにある「CAFE CODA(カフェ・コーダ)」(御幸本町)で、地元産の抹茶を使ったガトーショコラが評判を呼んでいる。市内で東京五輪の事前合宿をしたカナダ女子ソフトボールチームにも提供された。作るのは、パティシエ経験のあるスタッフ小田部恭子さん(26)=同市根崎町。両手指に欠損など先天性の障害があるが「障害を、何かができない理由にしたことはない」と言い切る。 (四方さつき)
 両親は「良い意味で甘やかさず、何でもやらせてくれた」。友人ら周囲も、障害を特別視しなかった。「だから指を気にしたり、障害を理由に諦めたりしたことって、一度もないんです」と笑う。
 悔し涙は何度も流した。最初から皆と同じようにはできない。たくさん泣いて、「何とかしてきた」。「頑張り屋さんだね」と言われるのは照れくさいけど、「負けず嫌いは当たっています」と朗らかに話す。
 お菓子作りが得意な母の影響で製菓学校に進学。指先や道具を使う細かな作業だけでなく、どうすれば熱い物や重い物を持ち上げることができるのか、とことん考え、乗り越えてきた。
 卒業後は半田市のケーキ店でパティシエとして二年半働いた。次は独自...

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