本文へ移動

千曲川堤防、並木の桜を仮移植開始 台風19号被害で強化工事

2021年8月27日 05時00分 (8月27日 05時00分更新)
重機で仮移植場所に運ばれるソメイヨシノ=長野市の長沼地区で

重機で仮移植場所に運ばれるソメイヨシノ=長野市の長沼地区で

 二〇一九年十月の台風19号災害による被災後に堤防強化工事が進む長野市長沼地区の千曲川左岸で二十三日、堤防上の桜並木の桜を地区外に仮移植する作業が始まった。地元住民からは桜の維持を求める声が上がっていた。まずは樹木医が移植可能と判断した七十五本を十一月までに下流に設けた仮移植場所に移す。 
 桜並木は〇二〜一六年度、市の事業で整備された。約四・四キロにわたってソメイヨシノやオオヤマザクラが約四百本植えられ、一帯は「桜づつみ」として住民らに親しまれてきた。だが、台風19号で地区内の千曲川堤防が決壊し、一部の桜が押し流されてしまった。
 国土交通省千曲川河川事務所(長野市)が進める堤防強化工事は二三年五月までに、上流の村山橋から下流の立ケ花橋に至る八キロの区間で堤防側面をコンクリートブロックで覆うなどする計画。桜並木がある部分は掘削を予定していたため、地区の住民自治協議会が今年七月、河川事務所に桜の維持を要望。これに応じる形で桜の移植が決まった。
 二十三日は一本目の仮移植があり、重機で高さ四・八メートルのソメイヨシノを根っこから持ち上げ、約一キロ下流の小布施町飯田地区の仮移植場所に運んだ。河川...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

長野の新着

記事一覧