本文へ移動

タチウオ最盛期 静岡・吉田沖

2021年8月26日 05時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
97センチのタチウオを見せる筆者

97センチのタチウオを見せる筆者

  • 97センチのタチウオを見せる筆者
  • 船中のタチウオ釣り風景
  • 当日の筆者のタチウオ釣果

 タチウオが各地で盛期入りするなか、本場・駿河湾では最盛期に突入の様相だ。12日未明、大場所の静岡・吉田沖に乗合船で出た。あいにくの天候で波、うねりに苦労したが、夜明け前からアタリが頻繁に出て、90センチ級〜メーター級メインにタチウオが舞った。同湾のタチウオは冬場まで大中小型交じりでにぎわうので楽しみだ。 (中日釣ペン・向井直)
 午前1時半、同県牧之原市の相良港(坂井平田港)から中型乗合船「福神丸」に満席の8人が乗り込んで出た。2時に吉田沖に到着して竿出し。小雨がぱらついて波がある海に、私は左舷ミヨシから図の仕掛けにサンマの切り身餌を付けて下ろした。
 船は職漁船を転用したもので、私の釣り座は漁網巻き上げ機とへ先の段との間で少々窮屈だ。指示棚(水面までの道糸の長さ)40〜10メートルを電動リールのスロー巻き上げで誘った。暗いうちはアタリがわずかで船中、80センチ前後のタチウオがポツリポツリ。
 東の空がほんのりと見えてきた4時すぎ、深い方に移動した。指示棚は50〜20メートル。隣の静岡市の小関学さん(59)が90センチ級のタチウオを上げ、35メートルで当たったと教えてくれた。私の竿にも38メートルでアタリが出て、そのまま同じスピードで巻き上げて我慢すると竿先が突っ込んだ。同型のタチウオが強烈に引き込み、上がってきた。
 アタリが増え、船中竿の曲がりが多くなった。しかし、雨が断続的に降り、うねりも出てきて船の振れが大きくなった。私の足元はスロープ状になっており、スタンディングができない状態に。船べりで支えて右手1本での竿さばきだ。このため、掛け損ないが多くなった。
 明るくなると、多くの船が見えてきた。休日並みのにぎわいだ。ポイントはさらに深場に移る。指示棚60〜30メートルではメーター前後のタチウオがメインとなった。左舷トモの愛知県新城市の藤原啓さん(28)には115センチのドラゴンが上がり、右舷胴の間でもドラゴンが躍った。
 私は大きい揺れにあおられて合わせが甘いことが多く、巻き上げる途中でのバラシ、船べりでの取り込み失敗が多発。その後は移動した指示棚90〜60メートルで何とか97センチを上げたが、ドラゴンには船べりでサヨナラされた。食い込み自体も悪いようで小関さん、その向こうの人も苦戦するなか、若い藤原さんが比較的順調に数を伸ばした。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ