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米「反ワクチン派」に後悔の声 未接種者中心にデルタ株猛威

2021年8月25日 05時00分 (8月25日 05時01分更新)
新型コロナウイルスに感染し、21日に亡くなった米テネシー州の保守系ラジオ司会者フィル・バレンタイン氏=テネシアン紙提供、AP

新型コロナウイルスに感染し、21日に亡くなった米テネシー州の保守系ラジオ司会者フィル・バレンタイン氏=テネシアン紙提供、AP

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】新型コロナウイルスが再拡大する米国で、ワクチンに懐疑的だった市民や著名人に感染が広がり、後悔する声が相次いでいる。二十一日にはコロナを軽視していたトランプ前大統領も接種を呼び掛けた。ただ、ネット上で広がる誤った情報は多く、ワクチン懐疑論が新たなビジネスとなっているとの指摘もある。
 「子どもたちには必ずワクチンを受けさせて」。南部テキサス州で十六日にコロナで死亡した女性(42)の遺言に全米の注目が集まった。米メディアによると、女性と夫(49)は共にワクチン反対派で、夫も半月前にコロナで亡くなった。夫婦が反対していた理由は不明だが、残された四人の子どもの面倒を見る親族は「ワクチンに関する誤情報を信じる人々がいるのが悲しい」と語った。
 米国ではネットを中心に「接種すると不妊になる」「微小チップを埋め込まれ、監視される」といった誤情報や陰謀論が拡散する一方、感染力の強いデルタ株が未接種者を中心に猛威をふるっている。
 二十一日にはテネシー州の保守系ラジオ司会者フィル・バレンタイン氏(61)が一カ月の闘病の末に死亡。昨年末には「私がコロナで死ぬ確率は1%もない」と豪語し...

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